Q&A

よくお問い合わせをいただく質問について、ご紹介しています。

Q.そもそも合気道とはどのような武道ですか?
A.相手からのあらゆる攻撃をかわして、当身技や関節技で相手を制する武道です。
柔道は相手の襟袖をつかんで(組んで)投げたり、抑えたりしますが、合気道では離れた位置から相手の手首や肘をつかんで関節を攻めて、相手が崩れた方に投げ、倒します。
当身技は、手や腕を使って相手の弱いところを押し当てて倒します。
打撃によって相手を昏倒させる空手の当身とは異なり、押し当てて相手の弱い方向に動くことによって倒す当身技ですから安全です。
Q.子供や女性でもできますか?
A.老若男女を問わず、年齢、体力に応じて無理なく楽しみながら習得できる稽古システムになっています。
誰でも、健康増進、体力増強が図りながら技を習得出来ます。
Q.稽古は毎回どのような流れで行っていますか?
A.準備体操・・・10分、
合気道の基本技術の練習(体操化したもの)・・・20分、
形(わざのかけ方)の習得・・・1時間、
かかり稽古(技を自由にかける練習)・・・30分
という流れです。
Q.入門したら、まず最初はどんな稽古からスタートしますか?
A.一番初めは姿勢です。①正座、正立(自然体、無構え)②礼(座礼、立礼)③構え(右構え、左構え)③動き方(運足と言います)④手刀(手と腕の使い方)⑤受け身。という順で基本動作を学びます。
次に合気道の基本技(17本あります)を学びますが、基本動作の習得段階から並行して一部の技を学びます。
Q.道着等、最初に必要となる費用はどれほどですか?
A.最初は、動ける服装であれば何でも構いません。本格的にやろうとするときに稽古着(6,000円くらい)を購入すれば良いです。
他には何も要りません。
Q.稽古の見学はできますか?
A.はい、可能です。
香陵武道場(沼津市御幸町15-1)へ直接お越しください。
武道場(手前は剣道場)の奥の柔道場で稽古時間内に声をかけて頂ければ説明を受けながら見学できます。
Q.どのくらいで、級や段が取れるようになりますか?
A.級は8級から始まります。
稽古の頻度と個人差によりますが 7~3級までは各級ごとに一か月から二か月で昇級できます。
そこから初段までが4か月から半年くらいですので、一年半くらいで初段になれます。
Q.美容と健康に良いのは何故ですか?
A.・手指を使いますから、脳の働きを良くします。
・わざをかけられることにより、手首、肘、肩、腰、膝などの関節が柔軟になり、神経が刺激されて全身の機能が活性化します。
・自分では意識しても出来ない姿勢=普段使うことのない筋肉を動かしますので、血流が良くなり身体の柔軟性が向上します。
Q.日常生活に役立つでしょうか?
A.受け身、運足、体捌き、手刀動作などの基本技術は護身術の基本となります。
また、これらの技術を身に付ければ、日常生活での様々な危険を回避することにも繋がります。
そして、他の運動にも応用できます。
Q.合気道というと、何か神秘的な感じがしますが。
A.当会派ではすべての技術を科学的に解説します。
ですから、この理論は誰にでも理解しやすく、早く習得できる稽古カリキュラムとなっております。
そのため、学校体育としても採用されています。
Q.わざを覚えるのが難しそうですが、どれくらい覚えなければいけないのですか?
A.合気道のわざは二千本あまりあると言われていますが、わざの多くに共通項があります。
その共通部分を整理してまとめたものが「十七本の基本技」です。
この十七本を体得すれば、他のほとんどのわざはこの応用技という事になります。
入門するとまず十七本のわざを習得することを目標とします。
Q.合気道には試合がないと聞いていますが。
A.多くの合気道会派では試合は行わず、形の修行を中心に行っています。
当会派では形の修行も重視していますが、合気道の技術を科学的に分析し、形から乱取り、試合へ進められる稽古体系を確立しています。
「競う」ことによる教育効果を高める狙いがあります。
Q.形とはどういうものですか?
A.「形」とは、ある「わざ」をかける時に必要な動き、手順を正確(理想的)に表した「かたち」です。
わざをかけるにはまず、相手を「崩し」、かけることが出来る状態を「作り」ます。
それが出来て初めて、わざを「かけ」ることが出来るのです。
わざをかける方を「取り」、かけられる方を「受け」と呼び、受けは取りの動きに随順して抵抗しません。
この取りと受けの一連の動作を「形」と呼んでいます。
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